2012年1月15日礼拝のみ言

礼拝説教「真の御父母様は肉体をつけられた神様」

霊界の協助と確信

 今や霊界がこの上なく近い距離に来たので、善の霊人たちが地上に定住する時代が来たのです。来て暮らすというのです。今まではサタン、悪魔が地上をすべて分轄して主管してきたのです。しかし、これからは善霊がその地域を奪って主管するのです。そのために統一教会の食口が涙を流して、血の汗を流して精誠を尽くさなければならないのです。キリスト教が精誠を尽くした以上、イスラム教、仏教、どんな宗教よりも、私たちは切実な心情をもって祈祷しなければならないのです。「あなた方を中心として地上に実体基盤が復帰されたので、霊的基盤を中心とした霊界圏を通して統一教会は前進しましょう」と祈祷するのです。

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 霊界に行っている人々も、私たちを通じてこそ救われるということは知っています。ですから、霊界に行った人々のために与えれば、霊界の恵みが皆さんを訪ねてくるのです。そのように霊界のために蕩減してあげ、悔い改める人になれば、その霊界が皆さんに従ってくるというのです。霊界が皆さんを中心としてすべて動いていくというのです。蕩減と悔い改めがこのように重要だということを知らなければなりません。

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 霊界は境界線がないので、霊界の領域は終わりがないのですが、どこに行ったとしても「私が協助した。あなたがそこの責任者だった時、その時代に行って協助した」と言うのです。みんな友人です。一つの時代圏内に立っている同僚者になるのです。先生が話すように霊界が動員されなければなりません。霊界が動員されなければ、どのように天国を形成するのでしょうか。形成できません。

 天国は真の父母から始まるようになっているのであって、今までの堕落した子孫によって始めるようにはなっていません。アダムを創造する時、天使世界の協助を受けたのと同じように、再創造も霊界から降りてきてすべて地上に協助しなければなりません。そうでなければならないようになっているのです。原理がそうではないですか。復活原理がそうでしょう。復活原理がそのまま結果に現れてこそ「真」と言うのです。ですから、霊界が先生に対してどれほど喜ぶでしょうか。

神様が体をもった父になることによって、見えない無形と有形が一つになるのです。それは宇宙が一つになることを象徴します。それゆえに神様の形状に似た体を備えることができる姿としてアダムとエバを造ったというのです。

神様が心と体に入った愛をもった男女が結婚すれば、それは誰の結婚になりますか。誰の結婚になるのかというのです。人間の結婚であると同時に神様の結婚です。驚くべき話です。既成教会の信徒たちは驚き倒れる話です。「あんなことを言うから異端だと言うのだ」というのです。異端は誰ですか。本当の異端は誰なのか霊界に行ってみてください。