2011年10月23日礼拝

説教「神の声を聞く生活」 説教者 長瀬正彦伝道教育部長

訓読したみ言:瞑想」についてのみ言

 信仰生活する者達が祈祷、祈りの時間を持たないというのはこりゃあ研究すべきものだ。祈祷しなくても瞑想は必要だよ。瞑想の中にお父様を呼ぶって言うんだね。そういう心情基台を育てながら、環境を乗り越える戦いに勝利する為に神と援助をする協助圏を結んでゆかなければならないというのは、絶対的要件。こうしないとうまくいかないよ。

 信仰生活をする人には、瞑想の時間が必要なのです。良いことを思い描きつつ瞑想をしなさいと言うのです。瞑想するときは、心の門を開け放ち、心を丸くして、神様なら神様を中心として、神様の本性と私の本性が完全に授け受けできるように、春の季節に該当する人であれば春の季節の主体である神様と共にその性稟が、完全に共鳴できる心の姿勢をもたなければなりません。このように、共鳴した内容を中心として、自分が要求する目的に対するようになる時には、必ず神が共にあって下さるのです。

皆さんが常に考えなければならないことは何でしょうか。寝る前に瞑想すると共に、一日の生活を反省し、目覚める時は目覚めるやいなや、自分が深いところから上がってくるということを、心から目覚めるという感覚を受けなければなりません。そのようにしてこそ、霊と遠ざかったのが近づくようになるのです。そのように生活して収拾していけば、心が私をコントロールするのです。私が、どこかへ行くという時は、もうすでに自分自身が共鳴物となります。音さと同じ立場でそのようになると考えればいつでも心と体は公的な主人の心を持って、物事に対すれば、その良し悪しが電波のように全て感じられるごとくに分かるのです。 そのような心でもって訓練していけば、ある人に対し、その人が良い人なのか悪い人なのかすぐに分かるのです。そのような心が入ってくるのです。 

【信仰プログラム・訓読黙想のすすめ】

訓読黙想は、天福宮で信仰教育のために使われているプログラムで、2010年に行なわれた真の父母様主管世界指導者120日特別教育で世界指導者たちに紹介されたプログラムです。

1.   訓読黙想とは?

毎日静かな時間と場所を決めて神様と私が会う時間を通して今日私に下さったみ言を聞き、黙想し、生活に適用することを通して生活の変化と成熟をなす敬虔(けいけん)な訓練のことをいう。

2.   訓読黙想の目的

①    霊的糧であるみ言を自ら食べるための訓練

②    毎日その日の霊的力を得るため

③    心の変化、生活の変化のため

④    神様と出会うため

3.   訓読黙想の方法

①    祈祷 「神様、私の目を開き神様のみ言を見るようにして下さい。私の耳を開き神様のみ言を聞くようにして下さい。私の心を開き神様のみ言を受けるようにして下さい。」とお祈りする。

②    訓読 今日一日どのように生きるようにと神様がみ言を下さるのか、声を出し、ゆっくりと。読むというよりは聞くという姿勢。私に下さるみ言を求める。1回目は全体の内容を把握するため。2日目は神様と真の父母様が今日私に下さるみ言を探すために。3回目は、神様が今日下さったみ言を生活に適用するために訓読する。

③    黙想 神様はなぜこのようなみ言を下さったのか? 今日私が回復しなければならないことは何か?私に対する神様の計画と導きは何か?...など質問を通して黙想する。

④    み言を受け、記録する。

質問を通した黙想からくる胸にくるみ言がある。(【キーワード】と呼ぶ)キーワード、黙想し悟った内容をノートに記録する。

⑤    適用(実践項目)

内的目標と外的目標を決め内容をノートに書く。多くて3つ。できるだけ具体的・達成可能な実践項目にする。

⑥    祈祷

祈祷項目もノートに書き、み言を実践できるように祈る。目標を持って一日(あるいは、1週間)生活する。

⑦    共有

み言を実践してみて、「起きたこと」「良かったこと」「神様を感じたこと」訓読黙想しながら受けた恩恵などを共有する。