2011年10月16日朱 鎮台地区長 統一原理大復興会
朱 鎮台地区長 統一原理大復興会
人生で成功している人は特別の能力があっても、成功できない人がいる。ハワイで1954年に生まれたすべての新生児866名を30年間追跡調査した。その結果悪い家庭(犯罪・麻薬・離婚家庭など)230人のうち三分の一は素晴らしい人間に育つている。悪い環境でも人間関係がうまくできる人は人生成功している。人間には八つの能力、①計算能力②言語能力③自然知能④音楽才能⑤運動神経⑥視覚能力⑦利己理解知能⑧対人知能がある。その中で⑦と⑧をうまく発揮できないと人生発展しにくい。どんなに素晴らしい能力があっても、自分をコントロールできないとダメ。そして人とうまく関係できない人も発展が伸び悩みます。最近のテレビ報道で、「東大生の100人の中で9人がトイレで弁当を食べている」と放映されました。いくら東大を卒業したとしても人間関係をこなせられない人は誰も相手にしてくれません。反対に秀でた能力と人との関係をスムーズにできる人は成功間違いありません。今本屋さんに行けば書籍の半分は対人関係に関する本だと専門家が言っています。それくらい人間関係で悩んでいる人が多いということです。
今日のテーマは「なぜ力が出ないのか?」です。力はどのようにしたら出るのか?統一原理では授受作用によって生存・繁殖・作用の力が出てくると言います。そうです、授受作用しない限り力は自体の中から出てきません。神様は授受作用できるようにすべてのものを陽性と陰性(主体と対象)に創造されました。すべてのものが生存・繁殖・作用するためには主体と対象の相対的関係から生まれてくるので、そのように設計されました。すべてのものが二性性相の相対関係になっているのはそのためです。神様の創造原理(設計)がそのようになっています。だから人間は主体と対象が授受作用して発展します。
ではどのようにしたら授受作用をうまくすることができるでしょうか?
相手(夫婦、親子、先生と生徒、友達、上司と部下・・・)に対してまず、①関心を持つこと(無関心は罪である)②理解する(反対は誤解する)③尊敬する(反対は無視する)④責任を持つ(無責任は一般的にも罪になる)⑤秩序をまもる(反対は無秩序、人間社会から外される)以上の5項目を生活の中で実践することで、授受作用がうまくいくようになります。
授受作用の「良く授け、良く受ける」の「良く」は善なるもの、清めているもの、初めてのものという意味があります。神様・お父様・真の愛を中心にして授受作用を行うと成功します。
全ては相対的関係で存在しています。共産主義理論の「正・反・合」は完全な間違い。神様の創造原理は「正・分・合」です。「正・反・合」では最後は闘争してしまう。夫婦・親子・人間関係みな闘争して発展するのではなく、愛し・尊敬し・協力し合って発展するようになっています。主体は神様のように愛を対象に与える。対象は主体に喜び・美を返す。そのようにして三対象目的を完成します。本当の平和思想は三対象目的を完成した四位基台から出てくるのです。
神様はすべての万物に宿っています。人間が創造原理通りに生きないので牛(狂牛病)・トリ(鳥インフルエンザ)・台風・地震などから反発されている。
神様はプラス(夫)から入ってマイナス(妻)に伝わります。夫婦が一つにならないので社会問題があまりにも多い。子供の問題は夫婦の関係から出てくるのです。親が第一原因になっています。神様は夫から妻へ巡回し、子供に関係されます。統一教会のブランドは①真の父母様②統一原理③祝福です。この三つのブランドで世の中の問題をすべて解決できます。まずは自分たちが原理を生活化して、原理の偉大さを実感しましょう。皆様の家庭に神様の祝福がありますように。